基本情報名前:Ryo Maekura(管理人)出身高専:沖縄高専情報通信システム工学科学科順位:2位→1位→2位→4位(4年次まで)受験の年:2017年受験大学:阪大(合格)、東大(不合格)受験学科:基礎工学部電子物理科学科物性物理コース受験科目:英語・数学・物理・化学部活:硬式野球部(2年次まで)課外活動:セミコンジャパンにて研究発表資格:TOEIC630点、数学検定準1級志望動機僕は回路やプログラミング、通信を幅広く勉強するような学科に在籍しています。入学時から就職しようと思っていましたが、1年生の一番最初の定期試験で学科1位をとってしまい、大学編入で切るのではという考えを持つようになり徐々に進学の方に心が傾いていきました。 あと、3年の時に量子コンピュータに興味を持って研究職に就きたいと思うようになりました。1年部活に入っていて放課後はすぐに活動していたので勉強する時間があまりなかった。テスト直前には部活が休みになるのでその期間だけ試験勉強をしていました。2年2年生になってすぐに色々あって部活を辞めましたが、1年の時と同じで定期試験の直前のみです。この時期にFPSの楽しさに気づいてしまい毎日やっていました。また、GTEC for Studentという英語の試験を受けて、結果が学年全体で130位/160位くらいだったのでヤバいとは思いつつも勉強せず...3年そろそろ勉強しようと思い、DUOと高専の数学問題集、物理のエッセンスを始めました。この頃は第1志望が東大になったり、東工大になったりと心変わりが激しかったです。今まで数学は公式の暗記だと思っていて「なぜ」という疑問を持たずにやってきましたが、夏休みに数学ガールという本を立ち読みして数学の面白さや理解することの大切さに気づき、その頃から定理の成り立つ過程や公式の導出まで目を向けるようになりました。また、僕は数学や物理は問題を解くときに記述式にして、論理の流れや考えを丁寧に書いて後で見返せるようにしてました。今思い返すと少し効率が悪いような気がします。4年前期この時期に第1志望は東大にしました。前期はインターンシップの準備、夏休みにはインターンシップなどがありましたが、なるべくペースを落とさずに勉強を進めて行きました。進捗は以下のようになってます。英語:引き続きDUOを進めつつ、Forestと一億人の英文法を使って文法を固めていきま した。この時点でのTOEICのスコアは445点で、多少なりとも勉強したにも関わらずこの点数だったのでだいぶ落ち込みました。数学:高専の数学はだいたい終わらせたのでマセマの参考書(主に微積と線形代数)を使って基礎を固めていきました。また、物理でベクトル解析が大切であることが分かったので夏休みにはベクトル解析を1通りやりました。物理:物理のエッセンスで高校物理を復習したのですが、東大物理は名門の森をやっておくと良いということを過去の体験談で知ったので進めていきました。4年後期10月に学年全体でTOEICを受けました。学校内で成績優秀と呼ばれるのは500点からなのですが、初めてスコアが500点になり僕としては非常に嬉しかったです。英語:文法は終わりましたが、DUOは引き続きやっていました。また、英文読解の練習として、英文読解入門とポレポレ英文読解プロセス50を始めました。数学:微積、線形代数の基礎を固めたので、編入試験勉強では定番の徹底演習と新しく発売された大学編入のための数学問題集を始めて演習 メインになりました。物理:マセマで大学物理の力学と電磁気を終わらせた後に、基礎物理学演習に入っていきました。4年春休み第2志望以下の大学を決めていなかったので、やりたい研究ができることとある程度のレベルを基準にして志望校を決定していきました。ここで、化学の勉強をしないといけないと判明したので、春休み中に高校化学を終わらせることを目標にしました。英語:英文読解とDUOを終わらせたので、2冊目の単語帳として鉄壁と基礎英文解釈の技術100を始めました。数学:引き続き問題演習物理:学校の先生にオススメされた電磁気の本で知識を整理しました。それ以外は基礎物理学演習を続けていました。化学:化学は1年生以来触れていないのでやさしめの本から始めました。使った参考書は鎌田の有機化学、理論化学、福間の無機化学を使用しました。5年筑波大学に提出用にTOEIC公開試験を受けたらスコアが630点になっていて、噂にある点数互換で7割くらいを確保できたので一安心しました。この頃から、受ける大学の過去問を解いて各教科の先生に添削を依頼しました。試験1週間前あたりから受かる自信が無くなっていき浪人を考えたり、友達とボーリングに行ったりなどして現実逃避していました。精神状態もだいぶ悪かったと思います。今考えてみれば、ボーリングは良い息抜きだったと思います笑英語:英作文対策にドラゴンイングリッシュを使用しました。また東大、阪大の過去問を10年分解きました。数学:複素解析と確率・統計を忘れたいたので、マセマの複素関数と細野の確率、大日本図書の確率統計を終わらせて、定番の過去問特訓と行列・行列式・ベクトル徹底演習、東大、阪大、筑波の過去問を10年分を解いていきました。物理:マセマの熱力学を使い基礎を固め、演習として基礎物理学演習の熱力学の部分を解きました。力学で剛体の運動をおろそかにしていたので演習力学のその部分だけ解きました。化学:電子軌道あたりの分野をおろそかにしていたので、他学科の友達に借りたベーシック物理化学を始めました。試験内容数学例年通り、微積・線形代数・確率統計という構成は変わりませんでした。問題1:定積分で定義された関数から、条件に合わせて未知変数を求めていく問題問題2:例年は固有値・固有ベクトル、3項間漸化式などの問題でしたが、線形独立か線形従属かを調べる問題問題3:スタート地点から次の点までの確率が与えられていて期待値などを求める問題英語問題1:下線部のみの英文和訳問題2:長文読解。幸せについて書かれた文章で結構時間がかかりました。問題3:和文英訳。3つの日本語で書かれた文をそれぞれ英訳こちらも問題構成は例年通りでした。物理問題1:剛体の運動に関する問題で、球の慣性モーメントを求めてから剛体の運動方程式と普通の運動方程式を連立して運動を調べる問題。問題2:円電流の磁界や磁気モーメントを求める問題。磁気モーメントはうろ覚えなりに埋めた。問題3:熱力学。弾丸をセットされた銃?に関する問題で熱力学的な理由づけからそれぞれの条件での弾丸の運動を調べる問題化学問題1:蒸留実験に関する問題。沸騰石を入れるのはなぜかという中学生でも解ける問題が出てビックリした。問題2:理論化学。反応速度に関する問題でグラフを図示する問題も出た。問題3:有機化学。選択しなかったので覚えていません。面接過去も受験報告書を見ると口頭試問は無いという話でしたが、僕はありました。以下聞かれたこと・志望動機(なぜ物性物理科学コースかも絡めて)・頑張ったこと・大学入ってから何したい?・卒研どんなことやってるの?・試験の出来・勉強方法(ここで、学校で習っていない範囲は全て独学したと答えたら次の質問がきた)・英語どのくらいできる?・留数定理使って複素積分して(ホワイトボードに書く)・併願状況・沖縄高専からOISTって行けないの?(ここから雑談)・専攻科卒業してからOISTに進んだ人いる?・プロフェッショナルの流儀見たことある?面接の雰囲気は穏やかでおしゃべりのような感じ。5人のうち真ん中の人が主に質問してきて、横の2人がたまに質問して、端っこの人は終始無言でした。
Good.