あいと
2018年8月03日
編入掲示板
[名前]あいと
[学科]電子工学科
[受験の年]2018年
[学科順位]1年 1位 2年 2位 3年 1位 4年 1位(ほぼ全部評定は「秀」でした)
[受験大学 受験科目] 筑波大学 理工学群 応用理工学類
[併願大学]北海道大学 工学部 情報エレクトロニクス学科 生体情報コース(特別選抜)
[部活や資格]TOEIC 680で提出しました
ソフトテニス部に所属し四年の全国高専大会まで普通に部活いってました
[受験内容]数学/物理・化学の4題から二題選択/英語(TOEIC)
ネットで調べた情報によると点数比は
数学1数学2物理or化学1,2 50点ずつの200点
TOEIC 850満点の50点
面接100点
の350点満点だそうです。
[勉強について]
原理を理解してそれを問題集を使って確認するという手順で行いました。それが終わったら筑波大学の過去問を解き傾向をつかんだうえで様々な大学の過去問を解き、わからないところを先生に聞くという手段で勉強してました。その中でも力学は大好きだったのでたくさん解きました。以下使った参考書です。
・数学
大学のホームページを見てもらえばわかると思いますが応用理工は微分積分、線形代数、微分方程式、、複素関数です。
・大学編入試験対策 編入数学徹底研究
・大学編入学入試問題 数学/徹底演習 第三版
・ベクトル・行列・行列式 徹底演習
・マセマ 線形代数
・マセマ 複素関数(応用理工の範囲)
・新 応用数学
・基礎 解析学 改訂版
・高専の数学2,3
・物理
[力学]
・基礎物理学演習Ⅰ
解説が少なくわかりにくいと思いますがこれできれば大体解けるようになります
・マセマ 力学
深くまでやると ん?と思う個所もありますが入りとしてはこれが一番わかりやすいと思います
[電磁気]
・電磁気学演習[新訂版]
・基礎物理学演習Ⅱ
電磁気学は編入レベルならこの2冊ができれば大体の問題に対応できると思います
物理全体として
各大学(筑波(応用理工)、筑波(工学システム)、北大、千葉大、阪大、名古屋、※電通、※九州、※東北、※和歌山)※は途中まで
の過去問を学校にあるやつをほぼ全部解きました。白紙の紙に解き試験同様の感じで解いてました。
・TOEIC
[単語]
・新TOEIC TEST出る順で学ぶボキャブラリー990
・TOEIC L&R出る単特急金のフレーズ
毎日最初から最後まで読んでました。歩きながら勉強したりもしました。
[part1~4]
・TOEICテスト 公式 プラクティス リスニング編
・公式TOEIC Listening & Readingトレーニング リスニング編
[part5,6]
・いきなりスコアアップ!TOEICテスト600点英文法集中講義
・TOEICテスト 究極のゼミPart5&6
・新TOEICテスト文法問題出る1000問
[part7]
・TOEICテスト 究極のゼミPart7
[模試]
・TOEICテスト 公式問題集 新形式対応編
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集2,3
・TOEICL&Rテスト至高の模試600問
・TOEICテスト 新形式精選模試 リーディング 100×5
・TOEICテスト 新形式精選模試 リスニング 100×5
・TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング 700問
・TOEIC L&Rテスト でる模試 リスニング 700問
3日で2模試を目標にやってました。
とにかく英語は壊滅的に苦手だったのでとても勉強しました。初受験のスコアがかなり低かったので一番頑張りました。具体的には先生のもとに通い1から教えてもらってました。たまにはTOEIC演習やTOEIC同好会に顔を出しモチベをもらってました。4年生の後期に入ってから本気でやばいと感じたためTOEICに全振りしました。具体的には移動時間はすべてリスニングの音源を聞き、授業中や休み時間はpart5や模試の復習、放課後に模試をやるという感じでした。
全ての科目に言えることですが参考書を2~3周してしっかり理解するようにしてました。とくにTOEICはきつかったです。北大を受験するうえで小論文を書かなくてはならなかったので1か月ほど数学物理を全く勉強しない時期がありました。
・面接
北大を受験するにあたってかなり練習してたので練習しませんでした
[試験当日]
2日間日程で1日目は筆記試験、2日目は面接という日程です。当日は服装については何も書かれていないため筆記試験は私服、面接はスーツで行きました。試験場所はかなり厚いです。受験者数は辞退した人を除いて51人でした。昨年よりは少なくて安心しました。試験前にTOEICのスコアが回収されるのですが周りの人のスコアは700~900近い点数でした。解答用紙は絶妙な幅の罫線がはいった紙で書き方をとても迷いました。
・筆記試験
・数学Ⅰ
問Aで今まで一度も出たことがない極値の問題でした。前日にちらっと見ていたため偏微分はできましたが答えは間違えたため途中点しかもらえていないと思います。
問Bは接平面と3重積分を混ぜたような問題でした。積分範囲を迷いましたが何とか解けました。
数学Ⅰで6割という印象です。
・数学Ⅱ
今までの過去問と傾向がほぼ同じだったので対応できました。最後だけ少し迷いました。
数学Ⅱで8~9割という印象です。
・物理学Ⅰ
力学です。名古屋の過去問に似たような内容がありその上重力を無視してよいという指定があったためかなり簡単でした。10分で終わりました。最後だけ長すぎたので途中でやめました。
物理学Ⅰで8割という印象です。
・物理学Ⅱ
電磁気です。今まで一度も出たことのない磁場の問題でした。見た瞬間はあー落ちたなこれと思いましたがしっかり読んでいけばそこまで難しくない問題でした。6問中5問解けました。
物理学Ⅱで8~9割という印象です。
・面接
2日目は面接です。ほとんど受験番号順に呼ばれるらしいですがたまに飛ぶこともあるそうです。4部屋あるため4人同時に呼ばれます。私は一番最初でした。部屋は下の図のような感じです。面接官は3人います。面接時間は10分丁度です。
以下聞かれた質問です。
・受験番号と名前
・出身校と学科
・合否に関係ないが併願校はあるか
・筑波はその中で何番目か(ここまでメモを取っていたので全員に質問していたと思います)
・主専攻は第一志望第二志望どちらでもよいか
・それぞれの主専攻の志望動機
・MRIをやりたいといったがMRIについて調べたことはあるか
・どのような仕組みか知っているか
・(唐突に)電磁気は好きか、またどのようなところが好きか
・電磁気学に対して今はどのような勉強を行っているのか
・電磁気以外に好きな科目はあるか
・(力学が好きという発言に対して)どのようなところが好きか
・数学は好きか
・苦手な科目はあるのか
・(化学が苦手という発言に対して)MRIなど生体計測技術には化学や生体計測の技術が必要になるが大丈夫か
・電子工学科ではどのようなことを勉強しているのか
・MRIはなんの略か
終始穏やかな雰囲気でとても話しやすかったです。黒板があったので頼んで解きなおしをさせてもらうこともできたのかもしれません。志望動機は深くまで聞かれます。自分は北大受験にあたって小論文でMRIについて詳しく調べていたので答えられたので良かったです。
[結果]合格でした。合格者数は21人です。
工学システム、社会工学ともに合格者がかなり少ないのでそれらの学類受ける人は頑張ってください。
[後輩へのアドバイス]
北大、筑波と傾向がどんどん変わってきています。編入学試験自体がどこも難化していると思われるので早め早めに勉強してください。とくにTOEICは本州勢はかなり高いスコアを取ってくるので700以上ないときついです。3年生ぐらいから始めてください。
筑波の応用理工に限って言うと一番驚いたことは今年の応用理工学類と工学システム学類の問題が同じでした。そのため今後は工学システムの広い範囲の複素関数や電磁気が出ると思うので工学システム受けるつもりで勉強してください。
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