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​基本情報

名前:Syota Furuishi(管理人)

出身高専:香川高専機械電子工学科

学科順位:3年:4位 4年:4位

受験の年:2017年

受験大学:神戸大(合格)、岡山大(合格)

受験学科​:理学部物理学科

受験科目:英語・物理

課外活動:学生団体代表

              Have Fun管理人

資格:特に無し

​受験勉強

志望動機

物理学が好きだったからです!

小さい頃から星や空が好きでした。

特に、宇宙の誕生について興味がありその分野に関して研究している有名な先生が神戸大にいたため、理学部受験を決意しました。

 

数学

物理数学を中心に勉強しました。

細かい部分を学ぶことも必要ですが

「数学は物理を表現する道具」と割り切り

自分で取捨選択しながら、各分野必要だと思うことを中心とに勉強しました。

 

ベクトル解析、偏微分、重積分、微分方程式、線形代数etc.

 

純粋数学を勉強することも大切かもしれません。ただ、物理学科を受験する方に言えることは、「物理中心に勉強しろ」ということです。 

例えば、電磁気を勉強するにはベクトル解析の知識が必要になります。しかし、純粋に1からベクトル解析をやっても電磁気は身につきません。僕がそうでした。

「電磁気をやるためにはベクトル解析が必要だ」と感じた僕は、ベクトル解析をまず勉強しました(サイエンス社の黄色の本、ベクトル解析の教科書)。その後、電磁気に取り掛かりましたが、「式は読めるけど物理的な意味がわからない」と感じました。

物理を学ぶ上で数学は必須ですが、

あくまで物理学でのアウトプットを意識したインプットでいいのです。

 

英語

DUOを何周かしました。

受験英語に関してはアドバイスできません笑

外国人と毎日話して、簡単な英会話を受験期間中に身につけましたが試験の点には反映されませんでした笑

 

物理

理学部が使ってる教科書でインプットしました。合格は通過点に過ぎないと思い、僕の場合は入った後のことを考えて、しっかり物理のインプットをしました。

5年の3月くらいから問題演習を始めました。

 

理論が理解できる≠問題が解ける

 

これは、頭の隅に置いていてください!

僕は演習に取り掛かるのが遅かった、と反省しています。理想は 冬休みくらいから演習でアウトプットしてください笑

 

あと過去問は重要です。

僕は九州大学 過去問、東北大 過去問の気になる問題を解きながら

神戸大 過去問 10年分 友達と解きましたq

これが、当たりで 解答を作ることを意識したアウトプットが出来ました。

時間配分、捨てる問題、分かっていない問題 

を過去問を通して得ることができました。

​試験内容

試験当日

今日で受験が終わるのか」

不思議な気持ちでした。1年半という長い期間、僕は編入を意識して勉強してきました。

「自分の努力を実らせよう。それが、過去の自分へのご褒美だ」

 

そう言い聞かせて、不安な気持ちを打ち消しモチベを上げていきました。

 

一次試験の発表があり

そこで半分が落とされました。

僕と友達は合格し、次の日の面接に駒を進めることができました。

物理

過去問見てくだい。

 

英語

・リーディング 

数学、物理の相違についた問題

(ファインマン)

 

・ライティング

万有引力に関する問題

 

面接

・岡山大学

 強制振動に関する問題 6問

 

 口頭試問なので、机の上に用意されている問題を先生の前で説明しました。僕の場合、1問目から物理的な意味も含め詳しく説明したとこ 

 ろ、2問目の終わりに「もう解かなくていいよ。」と言われ、英語の問題も免除されました。その後、合格後の話などを詳しく話をして面 

 接を終えました。

 

 口頭試問では、物理を勉強してきたのかどうか ・理解しているかどうか が丸わかりです。普段から人に説明できるくらいに理解して勉強し 

 ましょう。

 口頭試問に関するアドバイスですが、僕の場合 物理の先生3人に練習をしてもらってました。高専にいる物理の先生はプロなので、良い練

 習になりました。

・神戸大学

 ・卒業研究何してるの?

 ・物理学をなぜ、学ぼうとしたの?

 ・希望の研究室は?

 

 ★「この問題、できてないけど今解ける?」

 僕は電磁気の鏡像法の問題を飛ばしてました。その問題についての解き直しがありました。前日に、聞かれるだろう と予想していたので準 

 備をしてたのが吉とでました。

後輩への一言

・地方高専の方へ

僕の高専は就職希望の学生が9割近く占めており、受験期間中は精神的に辛い部分はありました。

(明石や群馬などの進学校では、就活生より圧倒的に編入希望の学生が多くそれだけでも格差があるのは現実です。

僕の場合、他高専に編入志望の友達が数人いたので志を曲げずに最後まで頑張れました。)

 

仲間が欲しい3.4年生

ぜひ、僕達のサイトで仲間を集めてください。そして、編入という志を共有できる友を見つけてください。

 

・理学部受験生へ

ノリで受けた方がいいです。

僕もノリで受けました。物理が好きなら理学部受けてみてください。物理ができてれば受かります。

「理学部は就職無理学部」 という言葉がありますが、工学部に比べ相対的に少ないというだけで関係ありません。(まず母数が違う)

理学部に来るような人はそんなこと考えてないかもしれませんが笑

 

地方高専×工学部以外の学部受験

これほどマイノリティな人種はいませんね汗

 

・受験生へ

合格したら何でもできますよ!!

 

僕の場合、合格後は受験中にできなかったことを片っ端からやってます。

頑張って!!

 

・勉強法

1.アウトプット(問題を解く、人に説明する)を

意識した、インプットを心がけて下さい。独学が多くなる編入だからこそ、心がける必要があると思います。

2.完璧にやろうとしないことです。

僕は、「試験にここが出たらどうしよう」という葛藤に駆られて、完璧にこなそうとしてました。独学が多い編入勉強、特に地方高専では周りに聞ける人がいないので陥りやすい病かと思います。優先順位をつけて、削れるものは削りましょう。

​おすすめ参考書

 

・電磁気

電磁気学演習(サイエンス社)

電磁気 (講談社)

→理学部でも使われる教科書です。

理論電磁気(砂川さん)

→理論見てモチベあげて下さい。

 

・力学

演習力学(サイエンス社)

力学(原島)

他色々読みました。身の丈に合った本で勉強しましょう。難しい本に固執して ドヤ顔してる人もいますが、本当に大切なことは理解することです。名著にこだわらず、自分がわかりやすいと思う本で勉強してください 。

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