〜自己紹介〜
[名前]ちぉこび
同じ名前でtwitter(@tixo113)やってるので質問等あればぜひ聞いてください
[出身高専 学科] 函館高専 電気電子工学科
[学科順位] 3年 4位 /4年 4位?
[受験の年] 2016年7月末(2017年入学)
[受験大学 受験科目] 数学 / 英語(TOEIC) / 物理・化学の4題から2題を選択
[併願大学] 山梨大学先端材料理工学科(6月末)
[部活や資格] 部活なし、TOEIC555点(5年次6月)
〜受験内容〜
[動機]
物理(主に電磁気学)の授業で物理に興味が湧いたため
同じく、電子工学という授業から電子の物理に興味が湧いたため
[受験勉強]
自分は受験勉強を始めたのはかなり遅かったと思うし、勉強量も足りなかったかな~と思います、それでも無事合格できたのは運が良かったことと先生の指導のおかげです。
自分の経験を真に受けると損をする可能性があるので注意して欲しいです。
以下に、詳しく書いていきます
[英語]
筑波大学では英語はTOEICに変えて行われます、TOEICは 受験できる期間が決まってるので4年生の時点から勉強しようと思っていましたが、だらだらしているうちに4年の終わりまで来てしまいました。
結局、本格的に勉強を始めたのは5年の4月中頃からでそのときは380点が最高点でした。
他の人に比べると相当不真面目だと思うしもっとやっておけばよかったなと思います。
筑波大学ではあまり英語は重要視されないそうだと聞いていて油断してたというのもありますが、これは油断しすぎですね笑
結局、約1ヶ月毎日1~2時間くらい勉強して380→555点になりました。
筑波大学の英語は満点が50点でTOEIC換算で800点前後であるというのが、先輩から聞いたり、インターネットなどで調べた結果です。
成績開示をした結果32点でしたので、おそらく820点くらいだと思います。
英語は得意ではなく7割くらい取れればいいなと思っていたのでまあまあ満足な結果だったかなと思います。
リスニングは勉強すればすぐ伸びるかな~と思ったので1ヶ月間の勉強内容はほとんどリスニングでした。
最後の一週間は公式問題集をやって、前日は休みました。
経験上TOEICの前日はゆっくり休んだほうがいいと思っていたのですが、休んだことは正解でした、集中力がかなり続いたので。
[数学]
併願校の山梨大学での受験は数学のみで、筑波大学での範囲も広かったので英語の勉強と並行して4月末~6月末(山梨大学受験までで、それ以降は休憩がてら復習する程度)の期間で勉強しました。
山梨大学での勉強では線形代数(特にベクトル空間)がかなり重要そうで、あまり授業でもやっていなくて自信がなかったのでその辺を主に勉強しました。
1日3時間で2時間線形代数1時間微分積分と言うような配分で勉強していたと思います。
その日の気分次第だったような気もします。
使った参考書
編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習 (桜井基晴)
この参考書の微分積分と線形代数を1周しました。
その後苦手なところや、重要そうなところを復習するくらい。
問題は難しいものから簡単なものまで様々だし、解説も詳しく乗っていてとてもわかり易く勉強できたと思います。
筑波大学を第一希望とする場合はこの参考書で十分かなと思います。
大学編入のための数学問題集 (碓氷久)
この参考書は基礎がしっかりしていないと難しいです、簡単な部分もありますが難しい問題がほとんど、筑波大学を希望するのであればここまでやる必要はないかなと思います。これに時間をかけるくらいならもっとやるべきことがあるかな~と感じました。
あとは、過去問題が公開されているのでそれで勉強したくらいです、線形代数は毎年似たような問題が出ていたのでわからない部分が完全になくなるように頑張りました。
[物理]
物理に関しては自信があったのであまり勉強していません。
6月中旬~受験までという感じです。
ただ、剛体に関しては授業を行っていなかったのでそこは勉強しました。
しかも、試験で剛体に関する問題が出題されてうまく解けなかったので、もう少し勉強しとけばよかったかなと後悔しました。
電磁気に関してはかなり自信があったので過去問を解いたり、参考書をさらっと解くくらいでした。
使った参考書
基礎物理学演習 (1) (永田一清)
電磁気学演習 (山本泰道/北川盈雄 )
どちらも黄色い表紙でおなじみかもしれませんね。
わかりやすくもなく、わかりづらくもなく絶妙な感じがする参考書だとおもいます。
これを1~2周できれば合格できるんじゃないかと思います。
自分はわからないところだけを解くという形で勉強しました。
[試験当日]
2日間あって1日目が学力で、2日目が面接でした。
学力のときはスーツを着ていない人もいましたが、両日スーツを来ていくのが無難なのかなと思います。
TOEICのスコアは学力の前に回収されました。
面接の順番は受験番号の順番でしたが、受験番号は願書の着いたのが早い順番だと思うので早く出せば出すほどいいと思います、最後の方になるとかなりの間待つことになると思われます。
[試験内容]
数学1
例年微分積分と複素関数が出題されています。
自己採点では微分積分が8割と複素関数が7割合わせて数学1で7割強かなと言ったところでした。
ケアレスミスもあったり勉強不足なところもあって満点は取れませんでしたがしっかりと勉強していれば簡単な問題かなと思います。
数学2
線形代数です。
毎年若干違いますがほとんど同じような問題が出ています。
固有値の問題や対角化などは絶対にできるようにしましょう。
自己採点は満点かなと思います、細かい減点があっても9割はあると思います。
次に、化学と物理の選択でしたが、自分は2つとも物理にしました。
力学
剛体の問題でした。
筒の中に棒が入っていてその慣性モーメントなど求める問題だったような気がします。
剛体は完全に勉強不足で、自己採点で4割あればいいほうだったかなと言う出来でした。
ここは正直悔しかったですね。もっと勉強するべきでした。
電磁気学
どのような形式だったかは忘れましたが、静電容量を求める問題でした。
ここはめちゃくちゃ簡単でした。磁気関連の問題が出たらちょっと大変だなと思っていたのでラッキーでしたね。ここは減点なしで満点だったと思います。
全部合わせて自己採点で7割~8割と言った感じだったのですが。
成績開示の結果200点満点の139点だったのでちょうど7割くらいでしたね。
ほかの人と話した所、面接の点数が少し高かったようです。
ただそこは開示してもらえらないので詳しくはわからないです。
[面接]
面接官は3人で、真ん中の人がメインで他の人はたまに質問をしてくるくらいでした。
(質問内容)
Q. 合否には影響しませんので本校以外の受験状況を教えてください。
Q. これも合否には影響しませんが、もし合格したらどの大学に行きたいですか?
Q. 志望理由を教えてください。
Q. もし第1志望と違う主専攻に配属されてしまっても大丈夫ですか?
Q. 筑波大学に入ってどんなことがしたいですか?
詳しくは覚えていないですが、大筋はこの流れでした。
面接は普通の受け答えさえできれば合否にはあまり影響しないんじゃないかなというのが感想ですね。
志望動機で熱意が伝われば少しは加点されるのかもしれないですね。
[後輩に伝えたいこと]
自分はかなり勉強不足で運よく合格できたかなという感じです。
でも、あんまり勉強を頑張るすぎるのも違うかなという風にも思っています。
落ちたら落ちたでまあしょうがないかなと笑
運良くと言いましたが、自分の実力なら合格も難しくはないなと言うのが過去問を見たときの感想でしたのでほどほどの勉強であまり根を詰めないに勉強しました。
すごく頑張ることもいいと思いますが、自分は自己責任でストレスなくやりたいようにやるのもまた1つのやり方かなと思います。実力が足りないけどどうしても合格したいと思ったら死ぬ気で勉強しましょう。
筑波大学は基礎さえしっかりしていれば十分合格できると思うので、ほどほどに頑張ってください笑
分かりやすい回答ありがとうございます。
僕もちぉこびさんのように合格できるように勉強がんばります。